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PADS で設計された PCB と回路図の読み込み

CAD ツールはその編集機能によって設計者の作業を支援するだけでなく、データの再利用と受け渡しを、容易かつ正確に行うことができるという大きなメリットがあります。しかしそのためには CAD ファイルのフォーマットの互換性が確保されなくてはなりませんが、Altium Deisgner ではこの点に対しても十分な配慮が行われています。

回路図ファイルに対しては前の記事でも紹介したように、OrCAD に対する互換性が確保されており、OrCAD との間で容易にデータの受け渡しを行ったり、既存のOrCAD データを再利用したりすることができます。

そして PCB ファイルに対しては、PCB 設計の分野で幅広く普及している、PADS  PCB データの読み込みがサポートされています。

Altium Designer では、PADS PowerPCB V1, V1.1, V1.5, V2, V3.0, V3.5, V4.0, V5.0 のファイルフォーマットがサポートされており、 Basic Unit で Ascii 出力された PCB ファイルの読み込みが可能です。

2011年 6月 30日追記; V2007.0 と V9 回路図とPCBデザイン、回路図ライブラリ、PCBライブラリのサポートが追加されました。

Altium Designer で PADS ファイルの読み込みが始まると、以下のようなレーヤの割付画面(Layers Mapping)が現れ PADS の各層のデータを、Altium Designer のどの層に読み込むかということを自由に設定することができます。

レーヤの割付け設定画面

pads_import.png


また、PCB だけでく PADS Logic で描かれた回路図を読み込むことができます。サポートされているバージョンは、、Version 2005.0、2005.2、および Power Logic Version 5.2 です。

PADS ファイルの読み込みはWizard により簡単に行うことができます。もし回路と PCB の両方とも PADS で設計されていれば、プロジェクトを構成する複数の回路図と PCB を一度に読み込むことができます。

また、回路図はOrCADで PCB はPADS という組み合わせの場合でも同様に、プロジェクト単位での読み込みが可能です。 この場合、OrCAD の回路図シンボルリとPADS の PCB フットプリントから自動的に Altium Designer の統合ライブラリを作成することができます。

これらの機能は以下で詳しく説明されていますので是非ともご覧下さい。
PADS Layout や OrCAD captureからAltium Designerに移行

以上、ご質問や見積依頼などについては お問合せフォーム  またはinfo@anvil.co.jp まで。

OrCAD は Cadence Design Systems, Inc. の登録商標です。PADS は Mentor Graphics Corporation の登録商標です。  

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