SOLIDWORKS PCB のライセンスタイプ

更新: 2017年10月29日

Altium Designer には、オンデマンド、スタンドアロン、プライベートサーバーの 3種類のライセンスタイプがあります。そして SOLIDWORKS PCB Documentation の FAQ には SOLIDWORKS PCB でも同様に、この 3種類のライセンスタイプが用意されていることが示されています。

ここでは、SOLIDWORKS PCB のドキュメントサイトの記載を引用して解説を行っていますが、実際の製品は以下の解説とは異なりライセンスは SOLIDWORKS 社のサーバーから発行されます。このため、Altium 特有のオンデマンドライセンスは提供されていません。よって以下の解説にについては SOLIDWORKS PCB そのものの紹介ではなく、Altium Designer と比較する為の資料としてご利用いただくようにお願いします。(追記: 2017年10月29日)

SOLIDWORKS PCB Documentation / faq

Altium Designer では、汎用性の高いオンデマンドが一番人気がありましたが、他のライセンスタイプもそれぞれに特徴があり数多く利用されています。例えば、スタンドアロンは、1つのライセンスを職場と自宅の 2台の PC にインストールする事が許可されており、在宅勤務には大変便利です。

SOLIDWORKS PCB でもこの 3種類が用意されています。購入時にどれか一つを選ばなくてはなりませんので、ここでこれらのライセンスタイプについていておさらいをしておきたいと思います。

Altium Designer の 3つのライセンスタイプ

以下は、アンビルコンサルティングが作成した Altium Designer の解説です。SOLIDWORKS PCB のライセンスは Altium の EULA に基づいて提供されるようですので、まずはこの解説の Altium Designer のところを SOLIDWORKS PCB に置き換えてお読みください。

Altium Designer には、スタンドアロン(ノードロック)、プライベートサーバー(ネットワーク)、オンデマンドの 3種類のライセンスタイプが用意されています。このうちの「オンデマンド」は他に余り見られないユニークなものであり、ノードロックライセンスの簡便さとネットワークライセンスの共有機能を兼ね備えた、大変面理なライセンスタイプです。

このオンデマンドではネットワークライセンスと同様、購入したライセンスが置かれているサーバーからライセンスを受け取るしくみになっており、複数のユユザーがライセンスを共有することができます。しかしネットワークライセンスのように社内のLAN上に設置されたサーバからではなく、インターネットを介して Altium のサーバーからライセンスを受け取ります。このため社内にライセンスサーバーを置く必要はありません。また Altium Designer を社外で使用したい場合、インターネットにさえ接続できれば、どこででもライセンスを受け取ること事がでじますので、出張時などには大変便利です。

このオンデマンドでは、インターネットに接続できない場合にはライセンスを受け取ることができず、Altium Designer を利用することができません。しかしこのような場合びために、このネィティブなモードの他にローミングモードが用意されています。このモードに切り替えて一時的にライセンスをローカルにダウンロードすることによって、スタンドアロンと同じようにインターネットに接続できない環境でも利用することことができます。なおこの切替にはインターネットへの接続が必要です。

スタンドアロン(ノードロック)とプライベートサーバー(ネットワーク)は他社製品や Altium の以前の製品と同様ものものです。この両者とも運用時にはインタ-ネットへの接続は不要ですが、インストールと初回の認証、およびプログラムのアップデートの際にはインターネットへの接続が必要です。なお、ライセンスサーバーがインターネットに接続されてない場合には、インターネットに接続されている他の PC を利用して認証することができます。

またこれらのライセンスタイプは、Altium への依頼により、購入後に変更することができます。

しかしライセンスタイプの切替には、製品価格の差額と手数料のご負担が必要になりますので、以下の要点をご確認の上、慎重にお選びください。

・ スタンドアロン(ノードロック)

認証をを終えた後は、インターネットにも LAN にも接続できない環境で使用できます。このため社外への持ち出しが容易です。ただし、基本的には 1台の PC だけにしかインストールがが許可されていませんので、複数の ユーザーの間でライセンスを共有したい場合には、1台の PC を使いまわす必要があります。ただし、自宅での一時使用に限り、同時に使用しないことを条件に 2台の PC にインストールすることが認められていますので同時でなければ自宅と会社の両方で使用することができます。

・ オンデマンド

デフォルトのモードで使用する場合にはインターネットへに常時接続されていることが必要ですが、ローミングモードに切り替えることによりインターネットに接続できない環境でも使用できます。もちろんLAN への接続も不要ですので、社外への持ち出しが容易です。さらに このオンデマンドはインターネット上に設置されたライセンスサーバからライセンスを受け取るシステムですので、複数の PC やユーザの間でライセンスを共有する事ができます。

・ プライベートサーバー(ネットワーク)

LAN に接続された複数の PC でライセンスを共有することができます。認証時以外、インターネットへの接続は不要ですが LAN 上へのライセンスサーバへの設置のが必要であり、Altium Designer を利用する場合には常時 LAN に接続されていなくてはなりません。このため、Altium Designer を社外で使用するのは極めて困難です。なおイレギュラーな用法として、1台の PC に Altium Designer とライセンスサーバープログラムの両方をインストールして、LAN もライセンスサーバも無い環境で使用することができます。ただしこの用法を用いる場合には、ライセンス許諾契約の範囲を超える事は無いように細心の注意が必要です。

さてどれを選ぶか?

ライセンスタイプ ライセンス共有 社外での使用 サーバーPC 常時インターネット
スタンドアロン 困難 容易 不要 不要
オンデマンド 容易 容易 不要 必要
プライベートサーバー 容易 困難 必要 不要

 この 3つのライセンスタイプの特徴を一覧表にしてみましたが、これを見るとオンデマンドライセンスの汎用性が高い事が分かります。

Altium Designer では 3種類それぞれの価格が異なり、ライセンスタイプの変更にはその差額と手数料が必要でした。SOLIDWORKS PCB ではどのようになっているのか不明ですが、少なくともどれか一つを購入時に選ばなくてはならないはずです。

ともあれ、ライセンスタイプについても、Altium Designer と同じである事がわかり、一安心です。

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